2010年7月20日

MTCA写真同好会 生駒山の「あじさい園」撮影会

2010.6.29 生駒山府民の森「ぬかた園地のあじさい園」 担当:宇井徹雄(記)

 生駒山府民の森「ぬかた園地」の「あじさい園」は、延長1,500mのプロムナード沿いに30数種類2万5千株以上が咲き誇り、関西地区最大級の規模をアピールしている「あじさい園」です。あじさいの撮影なので、一時的に多少の雨があったとしても決行すべしと考えていたが、なにしろ梅雨の真っただ中ですし、山道を歩くことになりますから、雨が多いようなら中止を検討する必要もあるなと思いつつ、一週間前頃から日本気象協会のホームページで、生駒市と東大阪市のピンポイント天気を気にしていた。予報では、曇りがちで、雨があっても弱雨とのことでしたし、晴れ男を自負していますので、大丈夫だろうと思っていたところ、前日の予報では「雷注意報」が発表されていた。雨には強くても雷には自信がありません。しかも山で雷は危険です。これは十分注意する必要があるなと気を引き締めて出かけた。
 今回の参加者は、中川さん、前田さん、亀山さん、三好さん、山岸さん、越出さん、宇井の計7名です。12時頃、自宅を出ようと準備している時、前田さんから「早く生駒に着いたので、先に山に行きます」との連絡が入る。はやる気持ちを抑えられなかったか?
12時40分頃、集合場所の「生駒山ケーブル鳥居前駅」に行くと、すでに亀山さんと三好さんが来られていた。その後次々に到着され、午後1時、まるで遊園地の乗り物のようなケーブルカーで山上に向かった。
生駒山は642mの高さであり、最近注目されている東京スカイツリーは634mになるとのことなので、ほぼ同じ高さの山です。山上駅でケーブルカーから降りると、やはり気温がやや低く感じられた。
山上駅から生駒山上遊園地を突き抜け「あじさい園」まで降りるルートは約1Kmとのことで、所々に道案内の掲示を出してくれていたので、それを頼りに歩いて行った。実は私は生駒に住んでいるので、この「あじさい園」には数年前からほぼ毎年来ているが、その時は愛犬をマイカーに乗せて来て、駐車場近くから降りるルートを歩いていたので、今回のルートは初めてであった。途中一部かなり急な下りもあり、早くも帰りを心配される人もおられたが、1時40分頃、全員無事現地に到着した。
帰りは上りになるので、当初の予定より少し早めに切り上げ、3時30分に所定の場所に集合することにして、それまでは各自自由に撮影することにした。数年前初めてこの「あじさい園」に来たときは、さまざまな色と種類のあじさいが広い範囲に咲いていて、生駒山にこんなところがあったのかといささか感動したものだが、今年は青い色のあじさいが多くなっていて、やや単調になっているように思われた。幸い天気は薄日が差すほどで、雨の心配はなく、また心配していた雷鳴も全くなく、雷注意報のことも忘れて、写真撮影を楽しむことができた。

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(撮影:前田正勝)
ところでこの「あじさい園」は府民の森「ぬかた園地」内にあるのだが、生駒山系に府民の森はこの「ぬかた園地」を含めて7箇所あり、実は私の自宅の近くは、府民の森「くろんど園地」になっているので、自分の庭のように、しょっちゅう家内と共に愛犬を連れて散歩している。そんなわけで、日頃から自然の中の快適なハイキングコースとして、府民の森を維持・管理して下さっていることに感謝するとともに、生駒山の自然を守り、ハイキングコースを整備して、府民の健康維持にも大きな役割を果たしている「府民の森」を発想され、開発された方々に敬意の念を持っていた。
そこで、こんなすばらしい府民の森がどうして整備されたのかについて、最近出版された本「(財)大阪府みどり公社編、生駒山系歴史文化研究会著、生駒山―歴史・文化・自然にふれる、ナカニシヤ出版、(2010)」に詳しく紹介されているので、ここで少しその内容に触れておきたい。
大阪府民の森は、大阪府庁が設置された明治元年(1868年)から数えて100年目に当たる昭和42年(1967年)に、農林部水産林務課造林係で用地買収に着手され、翌年の4月には、「府民の森プロジェクトチーム」が発足して、府政100年記念事業の一環として整備された。
生駒の山腹に100ヘクタール程の山林を6カ所、合計約600ヘクタールの山林を大阪府が購入して森を守るということで、大阪府民の森の購入費として、国から60億円を獲得した。
当時は高度成長の時代であり、大阪湾などの埋め立てに必要な山砂利を、生駒山から供給していて、生駒山の自然破壊が進んでいた。なにしろ当時は、「生駒山を全部削って、大阪湾を埋めれば、大阪平野が広くなるし、大阪平野にたまっている光化学スモッグも奈良に吹き飛ばすことができる」との主張などもあり、それほど違和感なく受け止められていたとのことであるから恐ろしい。
そのような時代の中で、生駒山を救うために尽力された農林部のスタッフと当時の佐藤義詮知事の決断はりっぱであったと思われる。
昭和46年には約600ヘクタールの買収を終えた。そして、昭和53年4月に大阪府民の森条例が施行され、「くろんど園地」、「くさか園地」、「ぬかた園地」、「なるかわ園地」がオープンし、生駒山系ではその後順次、「ほしだ園地」、「みずのみ園地」、「むろいけ園地」が供用開始された。以上が府民の森誕生にかかわるストーリーの概略です。
さて、3時30分頃約束の場所に全員集合し、そこから上りの帰り道を歩いた。途中バテ気味になられた方や道に迷いそうになられた方などもおられたが、それでも予定より早く山上駅に辿り着くことができたので、予定より1つ早いケーブルカーで下山した。
早く帰らねばならない前田さんと越出さんとは生駒駅で分かれ、5人で予約を入れておいた割烹「はざま」に向かった。おいしい料理とアルコール、そして会話を楽しむうちに疲れも忘れて、元気に家路に着いた。


撮影会後記(中川嘉夫記)
反省会は7月18日(日)、おなじみの「カフェ ちきゅうだま」で開催しました。
今回は、初参加の山岸さんと越出さん、宇井さん、前田さん、中川の5人でしたが、5人中3人が「ちきゅうだまは初めて」にもかかわらず定刻の15時30分に全員揃いました。(実は、「ちきゅうだま」は中崎町の古い民家の建ち並ぶ一角にあり、はじめての人は大概迷った挙句に遅れてくるのです)
 生駒山の「あじさい園」は、本文にもあるように大変急な山道を下ったところにあり、私は、アジサイ園に到着したときは青息吐息で撮影どころではなかったので、みなさんの写真の出来栄えをいささか心配していたのですが、掲載の写真をご覧いただけばお分かりのように全くの杞憂でした。
 いずれも力作ぞろいで、講評もそこそこに1時間半で終了し、お楽しみの懇親会を始めました。
 今回は、山岸さんのご好意で、「森伊蔵」の一升瓶を寄贈頂きました。
薬膳料理を肴に「まぼろしの焼酎」といわれる「森伊蔵」のロックを楽しみながらの写真談義に時のたつのを忘れ、気が付いた時には一升瓶は空になっていました。


越出 均 1
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斜めに入った前ボケがいいですね。


越出 均 2
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左の大きな木が額縁効果をだしています。もう少し長め(望遠系)のレンズを使うと真ん中の花が大きくなって更に良い写真になります。

山岸 勝1
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彩りと花びらの配置、画面奥のボケもよく心を慰める構図になっています。

山岸 勝2
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「かたつむり」と右奥の「あじさい」との対比が見事です。

前田正勝 1
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「手前の花を大きく、奥の花を小さく」と、広角レンズの特徴を活かして遠近感をよく表しています。

前田正勝 2
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花の影を主題にした写真ですが、脇役にあじさいを配したところが凄くいいですね。

宇井徹雄 1
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めったにないシャッターチャンスを見事にとらえました。蜂の位置と動きが写真を引き立たせています。

宇井徹雄 2
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花の配置がいいですね。バックのボケと花のピンクが立体感と優しい雰囲気を醸しだしています。

中川嘉夫 1
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花の写真は、単調になりがちなので、普段とは異なる視線で撮りました。水溜りに映った紫陽花です。

中川嘉夫 2
NAKAGAWA_02.jpg
2重撮りで幻想的な写真にしました。1枚目はレンズを絞って花全体をシャープに撮ります。その上に思いっきりボカした写真を重ねます。露出は2段マイナスにして周囲を暗くして花だけを浮かび上がらせます。

投稿者 mtcambrs : 14:16 | コメント (2)

2010年7月19日

定例会後記(2010年7月)

2010年7月の総合研修会は16日(金)に開催されました(研修会は18:00~、懇親会は19:30~)。参加者人数は、研修会が28名(ゲスト6名)、懇親会が22名(講師、ゲスト4名)でした。

総合研修会は本山晶子氏(iWAMプロフェッショナルズ 代表)による「宇宙人と会話する『ことばのちから』」の講演でした。

以下はメーリングリストの案内より

<講師からのメッセージ>
 6月2日に退陣した鳩山元首相。在任中は、揶揄する様々な言葉が使われましたが、「宇宙人」もその一つでした。しかし、あなたの周りにも居ませんか?会話が成り立たない人々が。

同じ内容を述べているのに、なぜ・・・・
 伝わる人がいるのか?
 伝わらない言葉があるのか?
「沈黙は金なり」は今は昔。
様々な世界感を持った人に伝える力を持つことは、人生の質を大きく左右します。
 研修会では、今世界で注目されているコミュニケーション力をあげるためのひとつの試みを、実践の場での活用例も含めてお話したいと思います。

<講師プロフィール>
 福岡の田舎でのんびり育ったためか人と話すのが大の苦手で、幼少の頃よりコミュニケーションに興味を持つ。
英語に出会い、新しい世界が目の前に広がる感覚に衝撃を受けて「言葉」の不思議に目覚め、やがて神戸市外国語大学卒業とともになぜか渡仏。ディジョン大学でフランス文化とワインを学ぶ。
 帰国後、大使館やJETRO(日本貿易振興会)、その他数多くのジョイントベンチャーでの通訳・翻訳、海外での日本語学校運営、ツアーコンダクターなど、言葉を媒体にしたキャリアを片っ端から体験。
 クオリティーライフに貢献する「言葉」の力を引き出すことを天職にするべく、3歳~80歳までを対象にした「夢を叶える」英語学校 プロスランゲージセンターを1983年に開設。
 一方キャリアコンサルタントとして求職者や社会人を支援し、はたまたコミュニケーション力探求の一環として、NLPのメタプログラム第一人者、 Shelle Rose Charvetに師事。
日本人としては二人目の「Lab Profile」トレーナー認定を受ける。
現在大学でも教鞭を取り、コミュニケーション力アップのための様々なセミナーを行うとともに、ツールの開発にも取り組む。

事務局 向出康志

投稿者 mtcambrs : 09:57 | コメント (0)