2010年1月11日

フォトスケッチNo13 勝部の火祭り 中川 嘉夫

1月9日、「勝部神社(滋賀県守山市)の火祭り」の撮影にでかけました。
滋賀県を代表する火祭として有名で、県の無形民俗文化財に選択されています。

鐘や太鼓を打ちなが ら、ふんどし姿の若者たちが、無病息災を祈願して 「ごうよ」「ひょうよ」と大きな掛け声をかけながら乱舞する、勇壮な火の祭典です。
この火祭りは.約800年前,第83代土御門天皇のご病気が重く,占師によれば「近江国栗太,野洲両郡の境に大沼があり,ここに数千年を経た「おろち」がいて,天皇に危害を加えている」とのこと。さっそく,宮中から「おろち」退治の兵を現地に派遣したが,「おろち」はなかなか姿を現しません。射手一同は,神社に参詣すること50日の祈願をこめたところ,その満願の日にどこからともなく「おろち」が現れ、これを退治し,焼き払ったところ,天皇のご病気は間もなく快癒した、ということから,大蛇に見立てた12本の大松明に火をつけ,無病息災,家内安全を願う祭りとして毎年1月の第2土曜日に開催されています。

午後7時、勝部神社に到着。境内には6本の大松明が据え付けられていました。
この松明は、長さ約5m、先端部の直径は約4m,重量は400~500kgもあるそうです。
材料はハンノキ,竹,縄,先端部は菜種殻で作られています。

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7時すぎから、十数人のふんどし姿の若者に担がれた3基の大太鼓が町内を練り歩きます。
境内で待機すること約1時間、漸く1番太鼓が境内に入ってきました。




















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つづいて、6本の大松明が運び込まれ、予め据え付けられた6本とあわせ12本の大松明が神社拝殿に向かって扇状に並べられます。












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8時57分、12本の松明に点火。炎は十数m立ち上がり,夜空をこがし,一瞬火の海と化します。















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若衆達は,「ごうよ」「ひょうよ」と、かけ声をかけながら火の周りを乱舞し,祭りはクライマックスを迎えます。



















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火が収まると,群衆は火にあたり,今年1年の無病息災を祈ります。その後,まだ燃え残っている松明を若衆が境内から引き出していきます。


















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9時20分、3基の大太鼓が収納されて2時間に及ぶ火の祭典が終わりました。















投稿者 mtcambrs : 17:33 | コメント (3)