2008年1月31日

南半球一周の船旅6 マラッカ海峡からインド洋へ

なかちゃんの「南半球一周の船旅」
うろつ記・まごつ記・思いつ記

第6報 マラッカ海峡からインド洋へ

1月23日、シンガポールを午前2時に出航した。出航のアナウンスを夢うつつに聞いたものの、いつ動き出したのか全く気がつかないほどしずかにシンガポール海峡からマラッカ海峡へと進んでいった。
マラッカ海峡はマレー半島とスマトラ半島(インドネシア)を隔てる幅70Km~250Km、全長900Kmの海峡だ。ヨーロッパとアジアを中継する要所として、とくに中近東から運ばれる原油は、アジア経済の命のパイプラインと呼ばれている。
海面はすこぶる穏やかで船は全く揺れず水面をすべるように進んでいく。
「この近海で見る夕陽は本当に綺麗ですよ。夕陽は赤道に近いほど赤く濃いと言いますからね。是非カメラを持ってデッキに出かけてください。」というピースボートセンターのNさんの勧めを待つまでもなく、私は横浜出航以来、朝夕カメラを持ってデッキに立つのを日課としてきたのだが、残念ながら2週間をすぎた今日まで1度も水平線に太陽の姿を見ることは出来なかった。水平線の上にはいつも厚い雲が覆っていたためで、それが逆に多彩な空を演出していて変化に富んだ被写体であった。

シンガポールを出て以来、船は穏やかな航海を続けていたが、3日目の朝、久しぶりに揺れを感じ、いよいよ名だたる荒海のインド洋に出たことを実感した。108日間の航海で最も揺れる海であり殆どの人が船酔いすると聞いていたので、早めに酔い止め薬を飲んだ。
しかし、その日は殆ど揺れなかった。翌日も、翌々日も大きく揺れることはなかった。
シンガポールまでは揺れのため度々止まったエレベーターもインド洋で4日目の今日までまだ一度も止まっていない。
レセプションの側に張られた航海地図をみながら「意外に揺れないねぇ」と話していたら「季節によるんですよ。今は海が最も穏やかな時期なんです。前回、ここを通ったときは上下に物凄く揺れて大変でしたよ。」とリピーターが教えてくれた。そういえばこの船にはリピーター(2回以上、このピースボートの地球一周旅行に参加した人)がおよそ270人乗っているそうだ。私が聞いた範囲では最高は8回目ということだった。

次の寄港地セイシェルまで、8日間のクルージングのため、この期間を利用して「フルーツパーティ」「綱引き大会」「夏祭り」「ピーターパンドショー」「地球温暖化を考えるセミナー」などピースボート主催のイベントが次々と開催された。(1/28記)
 
上記イベントの詳細については次報でレポートします。
今回は、朝の空の写真1点を添付しました。

(中川嘉夫記)

【参考】
国際交流NGO・ピースボート 公式HP
http://www.peaceboat.org/index_j.html
第60回地球一周の船旅レポート
http://www.peaceboat.org/cruise/60th/index.html

投稿者 mtcambrs : 2008年1月31日 18:46
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