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「白浜温泉花火大会とアドベンチャーワールド・ツアー」 8月9日(金)~10日(土)実施
1.初めに。
2月の「熊野古道撮影会」の時、前田さんから「白浜温泉花火大会」の素晴らしさが知らされ、夏にはぜひ花火の撮影にチャレンジしようという機運になった。幸い8月10日花火大会当日のホテルは“エクシブ”に確保できた。あとは日ごろ鍛えた腕(?)が頼り。中川師匠からは一ヶ月も前から「花火・動物の撮影マニュアル」が届き、見本の写真とともに、撮影に当たっての持ち物、手順、注意事項、心得などが知らされた。さらに前日になって、「やはりわれわれは、晴れ男ですね。明日は快晴です。風は・・、撮影場所は・・、撮影テクニックは・・」詳細なアドバイスが届く。
ここまでしていただいて、「うまく撮れませんでした」と言い訳するわけにはいかない。
ところが・・ところが・・である。
結果として“動くもの”の撮影はこんなにも多くの、知識・テクニック・経験・感性を要求するものであるかを、思い知ることになった。
今回の参加は、中川さん、稲葉さん、小池 の3人。
まずは、下見を済ませて早めに到着したホテルで、二日間の成果を願って乾杯。白浜の海がまぶしい。

写真1 花火撮影の前祝?
2.夕日の撮影
ホテル「エクシブ」の露天風呂に入り、美味なモダン創作和食会席「紀州」を味わう。いざ出陣前の景気付けとして、お供は芋焼酎「伊佐美」。ボーイさんの軽やかなサービスが続く。昼間予約しておいたTAXIに迎えに来てもらい、夕日の撮影スポットに向かう。さすが地元の運転手だけあってこの時期のポイントは心得ていた。日没まで、はるか四国の空の彼方に輝いて沈んでいく夕日を撮影を楽しむ。

写真2 三段壁から夕日を望む(写真:中川)
3.花火大会の撮影
急いで、次の「花火大会」の撮影スポット「平草原公園」に案内してもらう。もう一杯の観衆が、いまや遅しと見守っている。われわれは予めシートを持参し席を確保しておいたので、その3人分の席に着いて、早速愛機と三脚を取り出して撮影準備に取り掛かる。花火は光と音を統合した一瞬の総合芸術といわれているように、それは、瞬時たりとも姿・形は留まることをしない。どの位置からスタートし、どの高さまで上がり、どのぐらいの大きさなのか、撮影に当たっては勘と度胸が大きく左右する。発射の瞬間をジッと耳を澄ませて聴き取ることも必要だ。今回は20時~21時までの一時間に約2,000発が打ち上げられた。早打ちやスターマイン、仕掛け花火、幅1Kmに及ぶナイヤガラなど被写体には事欠かない。但し撮影は一発一回限りのシャッターチャンスである。他の写真のようにシャッターをバシャ・バシャ切るわけには行かない。次から次と打ち上がってくる。ここぞ!と思ったらとにかくシャッターを押し続ける。
自分が思い定めた方向・高さ・望遠で、願いとこころを込めてレリーズを押し続ける。何回思いを込めてもいいとにかく2000回押し続けたら何とかなりそう!彼女に裏切られ続けた男の悲哀がフト頭をよぎる。でも。一枚ぐらいは何とか・・・

写真3 ハイテクニック?を駆使して撮影。2度とおなじものは撮れない(写真:小池)
中川師匠も稲葉さんも、沈思黙考・・シャッターを握り続けている。一発勝負がなんと難しいことか。

写真4 夜空に着物のような模様が描き出された瞬間を見事にとらえました(写真:稲葉)

写真5 花火の写真としては平凡です(写真:中川)
4.アドベンチャー・ワールドの撮影
かんかん照りの天気の中、ホテルのバスでアドベンチャー・ワールドに送ってもらう。会場はすでに子供たちのにぎやかで楽しそうな声で、あふれかえっている。まずは①サファリーツアーの「ケニア号」に乗車して25分、サファリーワールドの動物たちの動きを概観し撮影する。
暑さと満腹で昼寝のライオンたちに比べ、チーターのすばやい走りに思わずカシャ、カシャ、カシャ。

写真6 素早い動きを巧みに捉えました(写真:稲葉)
②次に園内を歩いて回る“ウォーキングサファリーツアー”に挑戦。本来なら1時間ぐらいのところを約20分で切り上げ。動物たちと身近なふれあいを感じながら直接撮影できるところが大きな魅力であった。
次に③スカイアドベンチャー号に乗り、バスの2階席(屋根)からライオンやトラ、サイ、熊などの危険な動物たちの直接撮影を試みた。動物たちには」動物たちの生き様がある。すばらしい写真を撮ろうとするカメラマンの思惑など、全然無視して行動を続ける。このあたりが、動物と人間の面白い駆け引きかもしれない。撮影経験が少ないと、何をどのようにして、どんなデータ(愛機の設定)にしたらいいか迷うところ。結局平凡な写真に落ち着く。

写真7 シマウマの後姿はユーモラスです(写真:中川)
・サファリーツアーの後は“アシカライブ”があるアニマルランドで楽しんだ。アシカにずいぶんいろいろな曲芸を仕込んだものだ。その後で“マリンライブ”のあるビッグオーシャンで、素晴らしく華麗な“いるかショウ”の撮影に入った。イルカのスピーディで迫力のある動きを撮影しようとすると、何枚もの連写・速写をしなければならない。花火と違った難しさがある。シャッターチャンスを狙うというのはこういうことかと、改めて、早い動きのあるものの撮影の心構えとテクニックを学ぶことになった。瞬間を切り取る技術というものは、なかなか奥が深い。

写真8 いろかの見事なジャンプ(写真:小池)

写真9 いるかに乗った少女?カッコイイ(写真:中川)

写真10 いろかショーのフィナーレはいるかの群遊です(写真:稲葉)
・
園内の写真
ここから、昨年行ったアメリカまで約10万Km。今年旅行するオーストラリアまで約8万Km。看板の指し示す方角だ。

5.その他思いつくままに。

ホテルに帰りシャワーを浴び、JR白浜駅前で3人で打ち上げを楽しんで、課題を多く積み残した今回の撮影会ではあったが、新たなスキルアップ、レベルアップを約して撮影会をおひらきにした。お疲れ様でした。
(小池記)
写真同好会だよりNo7を非常に分かりやすく、素敵な写真を
添えて発行して下さりありがとうございました。
師匠の写真が一段と光り輝いています。
感謝します。